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終了:オペラ/音楽劇研究所シンポジウム:浅草のダンス、浅草のバレエー浅草オペラにおける洋舞受容(2025年2月19日更新)

浅草のダンス、浅草のバレエー浅草オペラにおける洋舞受容

本シンポジウムは、大正期の浅草オペラにおいて上演された舞踊(バレエ、バレー)に注目するものである。1911年に開場した帝国劇場では、日本人を対象に初めてバレエ指導がなされたが、その養成機関である歌劇部からは、G.V.ローシーの徹底指導により舞踊家が輩出された。また後のローヤル館とあわせ、ローシーから指導を受けた者の多くが浅草オペラにて舞踊を盛り立てた。さらに多くは、その衰退後も舞踊家として活躍した。
本シンポジウムでは浅草オペラにおける舞踊(バレエ、バレー)を中心に、その前史を担ったとも言えるローシーについて、そして浅草オペラ後に展開した活動の場の一つである少女歌劇についても取り上げる。

開催概要
  • 期  間:2025 年 3 月 17 日(月)13:30~16:45(予定)13:00開場
  • 会  場:早稲田キャンパス26号館5階502教室(対面のみ・事前登録制)
  • 参  加  費:無料
  • 言  語:日本語
  • 主  催:早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所
  • 後  援:早稲田大学総合研究機構
【プログラム】

第1部 開会挨拶 石井道子(早稲田大学 本研究所所長)

基調講演 小針侑起(芸能史研究家)
「浅草オペラ舞踊家によるその後の活動―レビュー界を中心として」

第2部 講演① 山田小夜歌(京都精華大学 本研究所招聘研究員)
「G.V.ローシーが日本に伝えたバレエーイタリア、イギリス時代の実践歴と帝劇での仕事を中心に―」

講演② 杉山千鶴(早稲田大学 本研究所研究所員)
「浅草でバレエを観た」

講演③ 中野正昭(淑徳大学)
「浅草オペラのバレエ場面―オペラ座にみる小松耕輔・石井漠のバレエ演出―」

ディスカッション

閉会挨拶 杉山千鶴

司会:大西由紀(大東文化大学 本研究所招聘研究員)

参加申込み方法

2025年3月13日(木)までに以下よりお申し込みください。
https://forms.gle/yYWN7g4DTiPNp25f9


ポスターPDFは こちら 

問合せ先

asakusaopera-sympo[at]list.waseda.jp

※お手数ですが、[at]を@におきかえて入力ください

開催報告:オペラ/音楽劇研究所:2024年度2月研究例会

Report of Monthly Regular Meeting, February 2025 (226th Meeting of Opera Research Group)

English follows Japanese

  • 日 時:2025年2月1日(土)16:30-18:00
  • 場 所:Zoom配信
  • 発表者:葛西周(京都芸術大学)
  • 題 目:『温泉地における劇場文化の成立とレビュー形式の展開:「観光音楽劇」論に向けて』
  • 言 語:日本語
  • 司会者:山田小夜歌

発表概要:
本発表は、「観光音楽劇」について議論する糸口として、日本の温泉地におけるレビュー形式のショーをジャンル横断的に検討する。宝塚歌劇や劇団わらび座を挙げるまでもなく、各地の温泉で音楽劇が上演されてきたことは自明であり、それぞれの事例の作品や上演団体に関しては研究が進められている。他方で、それらの実践を包括的に扱う視座は、従来の研究にほとんど見られなかった。しかし近年、演劇学分野では、演劇と観光の相関を捉え直す観光演劇学のアプローチが活発化している。音楽学分野では、たとえばテュービンゲン大学共同センターでイギリスの公衆浴場・温泉街を対象としたプロジェクトが展開されており、上演の場としての温泉地を論じる機運は高まりつつある。そこで本発表では、まず音楽学・演劇学の双方における「観光音楽劇」論の前提となるような研究動向を確認する。その上で、少女歌劇・大衆演劇・バラエティショー等の実践事例から、多ジャンルの音楽が交差し異なる属性・関心・音楽経験を持つ人々が演者・観客として相互作用する場として、温泉地の劇場文化が歴史的に果たしてきた役割を考察する。

<発表者プロフィール>
京都芸術大学芸術学部専任講師。東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程修了。博士(音楽学)。専門は日本近現代音楽史。早稲田大学高等研究所講師等を経て現職。共著に細川周平編『音と耳から考える:歴史・身体・テクノロジー』(アルテスパブリッシング、2021年)、永冨真梨・忠聡太・日高良祐編『クリティカル・ワード ポピュラー音楽 :〈聴く〉を広げる・更新する』(フィルムアート社、2023年)など。近年は特に、温泉地で歴史的に実践されてきた音楽・芸能をテーマとしている。

司会者:山田小夜歌

コメント:21名の参加者があった。

問合せ先
早稲田大学総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所:https://prj-opera-mt.w.waseda.jp/
e-mail address: operaken-uketsuke[at]list.waseda.jp ([at] = @)


Report of Monthly Regular Meeting, February 2025 (226th Meeting of Opera Research Group)

Waseda Institute for Research in Opera and Music Theatre (WIROM), Comprehensive Research Organization, Waseda University

  • Time and Date: February 1st (Sat.) 2025, 16:30 – 18:00 (JST)
  • Format: Online meeting (Zoom)
  • Presenter: KASAI, Amane
  • Affiliation: Kyoto University of the Arts
  • Title: “The Establishment of Theatre Culture in Hot Spring Resorts and the Revue Format Developed There: Towards the Discussion of ‘Tourist Music Theatre’”
  • Language: Japanese
  • Moderator: YAMADA, Sayaka
  • Abstract: This paper examines revues in Japanese hot spring resorts from a cross-genre perspective as a starting point for discussing ‘tourist music theatre’. It is evident that hot spring resorts have had music theatres all over Japan, and research has been carried out on the works and performing groups involved in each case. Notwithstanding, more research is needed to examine these practices comprehensively. In recent years, the field of theatre research has shown a growing interest in the approach of tourism theatre studies to re-examine the relationship between theatre and tourism. In musicology, for example, the University of Tübingen’s Collaborative Research Centre is developing a project focusing on British public baths and spas, which indicates a momentum towards discussing hot springs as performance venues. This paper will first review the research trends that underpin the basis of the discussion of ‘tourist music theatres’ in both musicology and theatre research. We will then consider the role that the theatre culture of hot spring resorts has historically played as a place where people with different attributes, interests, and musical experiences interact as performers and audiences, based on case studies of all-female revues, theatre for the masses, and variety shows.
  • Profile of Presenter: Amane KASAI is a lecturer at Kyoto University of the Arts. Her research addresses topics related to historical musicology and cultural exchanges from cross-genre viewpoints. She launched a joint research project with Dr. Yuiko Asaba from SOAS on the maritime history of music in and from Japan during the transwar period, which led to the recent publication of the Special Issue “Resonating across Oceanic Currents” with East Asian Journal of Popular Culture. Her recent works in English include the co-authored chapter ‘Misora Hibari in Kōhaku Utagassen’ with Dr. Shelley Brunt in Handbook of Japanese Music in the Modern Era (Brill, 2023). Her current research also reviews tourist sites, particularly hot spring resorts, as auditory spaces where people with different music preferences and backgrounds gather.
  • Moderator: YAMADA, Sayaka
  • Comment: There were 21 participants.

contact

Waseda Institute for Research in Opera and Music Theatre (WIROM), Comprehensive Research Organization, Waseda University: https://prj-opera-mt.w.waseda.jp/

e-mail address: operaken-uketsuke[at]list.waseda.jp ([at] = @)

開催報告:2024年度1月研究例会(第225回オペラ研究会)

English follows Japanese

開催報告:2024年度1月研究例会(第225回オペラ研究会)

  • 日 時:2025年1月18日(土)16:30-18:00
  • 場 所:早稲田大学西早稲田キャンパス54号館204教室 およびZoom配信
  • 発表者:北川千香子(慶應義塾大学准教授)
  • 司会者:平林宣和
  • 題 目:『現代音楽劇における「愛」の表象―ハヤ・チェルノヴィンの《ハート・チェンバー》(2019)を例として―』
  • 言 語:日本語

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開催報告:2024年度12月研究例会(第224回オペラ研究会)

English follows Japanese

開催報告:2024年度12月研究例会(第224回オペラ研究会)研究発表・キーワーズ報告

  • 日時:2024年12月7日(土)研究発表16:30-18:00、キーワーズ報告 18:10-19:10
  • 開催方式:オンライン開催(Zoom使用)
  • 研究発表者:山本まり子(聖徳大学)
  • キーワーズ報告者:佐藤英(日本大学)
  • 司会者:釘宮貴子
  • 言語:日本語
  • 主 催:総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所
研究発表『ドイツ・ロマン主義音楽におけるメルヒェンオペラの系譜―フンパーディンクを軸として―』山本まり子(聖徳大学)

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開催報告:2024年度11月研究例会(第223回オペラ研究会)

English follows Japanese

    • 日時:2024年11月2日(土)研究発表16:30-18:00、キーワーズ報告 18:10-19:100
    • 開催方式:オンライン開催(Zoom使用)
    • 研究発表者:森岡実穂(中央大学)
    • キーワーズ報告者:岡本佳子(神戸大学)
    • 司会者:森本頼子
    • 言語:日本語
    • 主 催:総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所
研究発表『《魔笛》上演における「ブラックフェイス」問題』森岡実穂(中央大学)

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開催報告:2024年度10月研究例会(第222回オペラ研究会)

English follows Japanese

  • 日時:2024年10月5日(土)16:30 – 18:00
  • 場所:ハイフレックス形式(対面とZoomによるオンラインの併用)
  • 対面会場:早稲田大学  西早稲田キャンパス(理工学術院キャンパス)54号館204教室
  • 発表者:井上 登喜子
  • 所属:お茶の水女子大学
  • 題名:『明治・大正期における上演文化と合唱文化の交差――児童劇と大学合唱団に注目して――』
  • 言語:日本語

『明治・大正期における上演文化と合唱文化の交差――児童劇と大学合唱団に注目して――』井上登喜子

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開催報告:2024年度7月研究例会(第221回オペラ研究会)

Report of Monthly Regular Meeting July 2024 (The 221th Meeting of Opera Research Group)

English follows Japanese

2024年度7月研究例会(第221回オペラ研究会)

◆日時:2024年7月13日(土)16:30 – 18:00
◆場所:ハイフレックス形式(対面とZoomによるオンラインの併用)
◆対面会場:早稲田大学 早稲田キャンパス3号館406教室
◆発表者:加藤 恵哉
◆所属:東海大学
◆題名:『ワーグナー「ファルーンの鉱山」におけるE.T.A.ホフマンの影響とドイツ的要素導入の試み――ワーグナー『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』と比較しつつ』
◆発表言語:日本語

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開催報告:2024年度6月研究例会(第220回オペラ研究会)

Report of Monthly Regular Meeting June 2024 (The 220th Meeting of Opera Research Group)

English follows Japanese

2024年度6月研究例会(第220回オペラ研究会)

◆日時:2024年6月15日(土)16:30 – 18:00
◆開催方式:ハイフレックス形式(対面とZoomによるオンラインの併用)
◆発表者:小石 かつら
◆所属:関西学院大学文学部
◆題名:『ニーダーライン音楽祭とF. メンデルスゾーン』
◆発表言語:日本語

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開催報告:2024年度5月研究例会(第219回オペラ研究会)

Report of Monthly Regular Meeting May 2024 (The 219th Meeting of Opera Research Group)

English follows Japanese

▼2024年度5月研究例会(第219回オペラ研究会)

◇日時:2024年5月11日(土)16:30 – 18:00
◇開催方式:オンライン開催(Zoom使用)

◇所属:京都精華大学国際文化学部
◇題名:『19-20世紀転換期のバレエで描かれた日本―英国の事例を中心に』
◇発表言語:日本語

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開催報告:2024年度4月研究例会(第218回オペラ研究会)

Report of Monthly Regular Meeting April 2024 (The 218th Meeting of Opera Research Group)

English follows Japanese

▼2024年度4月研究例会(第218回オペラ研究会)

◇日時:2024年4月13日(土)16:30 – 18:00
◇開催方式:オンライン開催(Zoom使用)
◇発表者:関野 さとみ
◇所属:一橋大学大学院社会学研究科
◇題名:『マルセル・プルーストとドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》―作家は自国の現代オペラをどのように捉えたか―』
◇発表言語:日本語

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