2019年度4月研究例会(第179回オペラ研究会)

講演

オペラ上演の為の実務とは? 制作・広報・営業の実務詳細と連携について

◇講演者:桑原貴
◇日時:2019年4月13日(土)16:30-18:00
◇会場:早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館 704教室
◇言語:日本語

概要

新国立劇場のオペラ公演は、芸術監督制度とシーズン制を採用しており、1シーズン(9月から翌年7月の11ヶ月間)10演目を上演しています。では、その各演目はどのような業務を経て上演されるのでしょうか?

今回は、新国立劇場オペラ公演に関して<制作・広報・営業>各業務を担当した立場として、芸術監督と公演との関わり、各業務の分担とその連携、実務詳細を中心に解説させていただきます。また、将来この種の業種に就くことを希望しているアートマネージメント専攻の学生に学んで欲しい事もお話させていただきます。

また、各地域で上演されているオペラ団体・市民オペラはどのような業務を経て上演されるのでしょうか?地域にあるオペラ団体の制作業務を経て新国立劇場に転職した立場から、地域オペラの業務を新国立劇場と比較しながら一般概論として解説いたします。

講演者プロフィール

名古屋音楽大学音楽学部声楽学科卒業。在学中よりオペラを中心としたステージ・マネジメントに携わり、卒業と同時に企画事務所を設立。制作、舞台監督として活動。また南山学園中学高等学校男子部音楽科非常勤講師、名古屋音楽大学オペラ研究員を務め、音楽教育にも取り組んできた。1997年より新国立劇場に勤務している。

※プロフィールは発表当時のものです


開催記録

参加者:43名

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