書籍:『オペラ/音楽劇研究の最前線』

書籍:『オペラ/音楽劇研究の最前線』(2026)

佐藤英・大西由紀・岡本佳子・萩原里香・森本頼子(編)

発行:水声社
2026年1月30日 初版第1刷発行
判型:A5判上製
頁数:452頁
定価:6500円+税
ISBN: 978-4-8010-0946-2 C0073
装幀:滝澤和子

出版社のページ(水声社のサイト)http://www.suiseisha.net/blog/?p=22360

目次

まえがき(佐藤英)

第Ⅰ部 オペラ/音楽劇における作品の源流とジャンル形成

ヴァーグナーのヴィーナスと中世(石井道子)
バロック・オペラにおけるプロローグの機能とその演劇的意義(萩原里香)
ヴィーラント《アルケステ》とジングシュピールの理念(江口大輔)

第Ⅱ部 オペラ/音楽劇と時代思潮

ハンブルクの祝祭劇とその台本――ラインハルト・カイザーの《豊穣なポーモーナの勝利》を中心に(荻野静男)
20世紀初期ウィーンにおけるジャポニスムの音楽劇(釘宮貴子)
オペレッタにおけるジャズとハリウッド――1928年から1938年にかけてのアメリカニズム(小川佐和子)
持て余された「グロテスク」――《中国の不思議な役人》の変容と評価からみる作者像の問題(岡本佳子)

第Ⅲ部 オペラ/音楽劇における教育と人材育成

北村季晴の音楽劇と実験的試み――お伽歌劇《ドンブラコ》にみる「歌と動作」の結びつき(井上登喜子)
「ロシア大歌劇団」からメトロポリタン・オペラへ――メゾソプラノ歌手ブルスカヤのオペラ活動の軌跡(森本頼子)
英国ロイヤル・オペラ・ハウスにおける教育普及活動と資金調達戦略――1970年代 ジョン・トゥーリーのリーダーシップに見る改革の軌跡(大野はな恵)

第Ⅳ部 オペラ/音楽劇の身体表象

19―20世紀転換期のバレエに描かれた日本と日本人――英国ロンドンの場合(山田小夜歌)
ホフマンスタールとメイエルホリド――《エレクトラ》における古代性の美学(神竹喜重子)
歌う俳優とその受難――現代のオペラ上演における演技の問題(新田孝行)
ギルバート&サリヴァン《ミカド》をめぐる議論と上演の現在地(大西由紀)

第Ⅴ部 オペラ/音楽劇とメディア

1925―37年のザルツブルク音楽祭におけるオペラ公演とラジオ放送(佐藤英)
クルト・ヴァイルの社会派音楽劇と社会的メディアとしての音楽劇(大田美佐子)
ローゲの表象――あずみ椋・池田理代子プロダクション・里中満智子による《ニーベルングの指環》の漫画化を中心に(笠原真理子)


あとがき(佐藤英)